Silvertide Japan Live Report

Index

2004/10/16 - Tower Record Instore Live
2004/10/18 - 心斎橋CLUB QUATTRO/Osaka,JP(By りっちぃ)
2004/10/18 - 心斎橋CLUB QUATTRO/Osaka,JP(By トミミ)
2004/10/19 - 名古屋CLUB QUATTRO
2004/10/20 - LIQUIDROOM ebisu
2004/10/21 - LIQUIDROOM ebisu

2004/10/16 - Tower Record Instore Live/Tokyo,JP
Set List

Devil's Daughter
To See Where I Hide
Ain't Coming Home
これくらい小さい会場で彼らを見る事ができるのはこれが最初で最後になるんだろうなという思いから当日の直前に参加する事にしました。
 ライヴですがほぼ時間通りに始まってあっという間に終わったというかんじでした。
登場後、WaltのHelloの声のあとにMarkがDevil'sのイントロ、おいはじまったぞと言う感じで少しだけ歓声が、、。
Waltは声量も結構あるし、バンド自体も年間300本はライヴをこなすだけあって、若いですが、安定した演奏でした。2曲目の途中Nickのギターの弦が切れた?アクシデントがありましたが、あわてることがない所も慣れてるなって感じがしました。
次が最後の曲だというWaltにお客さんからNoの声が、、。するとWaltがタイトスケジュールなんだwwAin't Coming Home。Uh Yeah Yeah Yeah Uh.1. 2. here we go.Pack Up,Pack Up,Pack up Yeah!
途中WaltはKevinに声をかけると彼をつれて、お客の真ん中に。
長身のWaltはやはり華があるなーと思いましたよ。そこで軽くメンバー紹介。まさにミニライヴのハイライトでしたね。Waltはお約束で高い所にも登りましたよw
曲の途中の、お客との掛け合いもなれたもので、笑いもおきる楽しいものでした。
 本当あっという間でもうちょっとやって欲しいなと感じましたが、小さい会場で見るのは最後だと思うと満足でした。

本日の収穫


(Text By Mj)
2004/10/18 - 心斎橋CLUB QUATTRO/Osaka,JP
Set List

Devil's Daugher
You Wan't It ALL
Blue Jeans
California Rain
Show N' Tell
Kevin Drum's Solo
Fox Hole J.C.
Nick Guitar Solo
To See Where I Hide
S.F.C.
Adult Child
Ain't Comin'Home

encore
Mary Jayne
当サイトと相互リンクしていただいているりっちぃの音楽ざんまい管理人のりっちぃさんの大阪ライブレポです。

2004年10月18日(月)。心斎橋クラブクアトロは、秋だというのに凄い熱気に包まれていた。サマソニでのライヴも記憶に新しい「ハードロック界期待のニューカマー」、SILVERTIDE初のヘッドライナーツアーがここ大阪からスタートするのだ。

 午後7:00過ぎ、暗いステージにメンバーがおもむろに登場。一発目の曲は「Devil's Daughter (悪魔の娘)」!じっとしてなんかいられないウォルト(vo)は早くも右へ左へとステージを動き回ったり、エアギターを弾いたりしている。彼にはこのステージは狭過ぎるのだろう。フロアのオーディエンスも一曲目からジャンピングで応酬する。まるで波に揺られているようにクアトロの床がゆらゆらと揺れている。ジャンピングしたくても出来ない(実はちょっと腰を痛めている)私は、その揺れに身を任せるのが精一杯。オーディエンスの頭が波のように動き、その波間からウォルトが見える。よく見えなかったけれど、ウォルトもジャンプしていたみたい。

 バンドの演奏も安定している。音が悪いのはクアトロだからしょうがないとして。サマソニでは全く曲を知らなかったけれど、今回は曲を充分に聴いていったので、ライヴでの「アルバムの音の再現性」の高さは立証された。というか、彼らの場合はこのライヴ感がそのままアルバムになっているんだけれど。でも、ウォルトはサマソニの時の方が声が出ていたように思った。

 一曲目が混乱の内に終わり、ウォルトは観客の予期せぬ熱狂ぶりにビックリしたようで、「Thank You!」とだけ言った。
二曲目は、「You Want It All」。アルバムの10曲目でノリノリのロックンロール。「You Want It All!」のコーラスパートはみんな大声で叫んでいた。やっぱりこの曲も観客は激しいジャンピングで楽しんでいた。

 二曲目が終わり、ここで始めてウォルトの肉声が聞けた。「Do You Have Some Fun?」もちろん、観客の答えは「Ye〜s!!」
でも、ほんとは「ノッテルー?」とか「コンバンハ」とか片言でいいから日本語で話して欲しかったんだな。というのは私のワガママか?まっ、彼も忙しいことだし、それは次回に期待しよう。

 ニックのギターから始まった次の曲は、「Blue Jeans」。息をつく暇もない曲なのにウォルトはホントによく動く、前列のオーディエンスのほうに乗り出してきたりもしていて、ファンサービスも忘れない。

 ケヴィンのドラムスの重低音がバンバンと響き渡る。あっ、「California Rain」だ。キャッチ-でわかりやすい王道ナンバーで観客の受けもよかった。この曲は私も大好き。サビの「California〜」は、みんなで大合唱。やっぱりライヴはこうでなくっちゃ。

 曲が終わって、ウォルトは「今夜は、僕達の初めてのヘッドライナーショウだよ。」みたいなことを言い、みんな楽しんでるかいーっていう挨拶をし、「次の曲は、Show & Tell。」というようなことを告げる。(もっと英語力があればよいのに…。。勉強します。)

 「Show & Tell」と紹介されたナンバーは、本当にはじめて聴く曲でノリがよいということもなく、70年代ロックの薫りのするアンダーグラウンドな感じのナンバー。EPに収録されていた曲かも。一部の熱狂的なファンには歓迎されたけれど、みんなそんなに知らない曲らしく、観客の反応もイマイチだった。

 ドラムスのケヴィンがステージに残され、彼のショウタイムが始まった。ドラムソロなんて最近のバンドは全くやらない。私はこの人のドラムスの音が結構好きで、テクニック的なことは分からないけれど、強弱のハッキリしたドラミングで様々な奏法を駆使した飽きさせないものに仕上がっていた。合間に観客を煽ったり、決して自分一人の世界にこもらないところはとても好感が持てた。

 他のメンバーがステージに戻ってきて一編のカバーソングが演奏された。でも、まったく曲がわからない。なにか置いてきぼりにされたような気がする。ウォルトは必死にタンバリン(!)を叩き客を煽るが、この曲も反応が悪かった。アメリカ人ならよく知っている曲なのかも知れないけれど。

 個人的な意見で恐縮だが、日本でのカバーソングはやっぱりもっと皆がわかる曲にしたほうがよいのでは。。

 ニックとマークのツインギターの音に導かれて「Foxholl J.C.」が演奏された。ウォルトも大阪のオーディエンスに慣れ、ライヴもいよいよ白熱してくる。ニックのギターも絶好調だ。曲中の破壊的なギターソロもバッチリ決まっている。姿は見えないんだけれど、ピアノの綺麗な音もアルバム通り。ブリッヂパートもいい感じだ。そしてこの曲のハイライト、「War, war what is it for?」のコーラスパートは観客が歌い、「You're a foxhole Jesus!」はウォルトが歌う見事な掛け合いになり、この日のライヴのハイライトになった。

 ドラムスのケヴィンに続いては、お約束のニックのギターソロだ。サマソニ04で観た時はコンパクトだったギターソロも今日は少し長い。でもそんな長さを感じさせない驚愕のテクニックぶりだ。さすが、小学生からギターを弾いていた天才少年!
きっと新しいギターヒーローになっていくだろう。

 ギターソロが終わり、次の曲は聴き覚えがあるようなないような、しばらく聴いていると、「To See Where I Hide」だった。ウォルトのヴォーカルも音程がちょい狂っているし、バックの演奏もなんとなくたよりない。他の曲の再現性が高いだけに、この曲の再現性の低さにがっくりきた。難しい曲なのかな。
それを取り戻すように、次は「S.F.C」で畳み掛ける。リズムのしっかりしたこの手の曲はライヴで一段と映える。前の曲がイマイチだったので余計に。暑くて堪らなかったのかウォルト、ついに上半身裸になる。真っ白い肌に右腕のタトゥーがくっきりと浮かび上がった。曲中、エキサイトしたウォルトはついに自らダイヴを決行!初めて、ヴォーカルが自分でダイヴするのを見たよ、私。つられてフロアの暴れ隊観客2名がイルカに変身!ちゃっかりステージ前まで行っていた。
まっ、激しい曲だからね。

 「ジャパニーズ・オンリーのボーナストラックだよ。」というように紹介され、次はなんと「Adult Child」を演ってくれた。
「アドゥルト・チャイルド」と言うウォルトの英語の発音がカッコいい!今でも耳に残っているよ。ブライアンのベースのリズムが重厚なこのナンバーはライヴでもいい味を出していた。曲間で、ベース、リードギター、ドラムスのジャムが披露されたのも新鮮だった。この曲もピアノパートはリズムギターのマークが担当しているようだ。(よく見えないんだけれど)

 着替えてきたウォルト。今度は黒いTシャツを身に着けている。なにやら日本語で縦に四文字書いてあるのだけれど、よく見えない。
 そういや、ウォルト、これが多分4回目くらいの着替えじゃなかったか。

 そして、いよいよショウのクライマックス、「Ain't Comin' Home」の演奏が勢いよく始まった。アルバムのオープニングを華々しく飾るこの曲、やっとここで披露された。フロアオーディエンスは一段と体を弾ませる。私も曲の最初のほうでちょっとジャンプしてみた。やっぱりジャンプって楽しい(笑)。サマソニ04では高いところに登ったり、「ワイルド!」なパフォーマンスを見せてくれたが、クアトロじゃ無理なのかな、と思っていたら、曲中ステージから降りたウォルト、お供を連れず全く単身でフロアを縦断し始めた。これには驚いた〜。観客は我先にウォルトに近づこうともみくちゃ状態に。私も頑張って背中に触れることが出来た。ウォルトも髪や肩や、体中を触られたり、女の子に抱きつかれたりもみくちゃ。ようやくフロア縦断を終えると、次の瞬間、ひょいとバーのテーブルの上に乗り、立ちあがった!!長身のウォルトが一段と大きく見える。彼に高いところから見下ろされ、観客は熱狂!!ほんの数十センチ先でウォルトの青い瞳がこちらを見つめている。なんか夢のよう。(これはちょっとオーバーか。)でも、不思議なことによく見るとウォルトはw)何故か観客の誰とも目を合わしていない感じ。何かに執り憑かれているような目をしていたのがとても印象的だった。

 これだけでも凄いことなのに、ウォルトはさらに両手を上に伸ばし、天井の梁をさぐっている。掴めそうな梁を見つけると、それにつかまり、「空中ブランコ!」状態に。と言ってもホントに「ブランコ」したら怪我人が出るので、慎重に細心の注意を払って観客の頭上でぶら下がっている。みんなはあまりのことにあっけに取られていた。触り放題だったけれど。それにしても、彼の運動神経はすごい。ミュージシャンにならなかったらスポーツ選手になっていたのかも。

 ウォルトはそーっと、静かにテーブルの上に「着地」し、お帰りは歩きではなく、ステージ側に足を向け仰向けの状態で観客の上を滑るようにゆっくりと観客に運ばれて行く。その姿はさながら「小人に運ばれるガリバー」みたいだった。この時も、ブーツに触ったり、足に触ったり出来た。ホントに間近で彼を見たけれど、執り憑かれたような「無表情な瞳」をしていた。(ひょっとして陶酔していたのかも。)

 熱狂のライヴもいよいよ終盤。「Do You want hear this song?」、「Mary Jayne!!」と舞台に戻ったウォルトが叫び、演奏が始まった。
 多分、この曲を待っていたファンも大勢いたと思う。「Mary Jayne」はバンドの代表曲なので、ショウのラストには相応しい。途中、ウォルトが黒いTシャツ(実は、「割箸刺青」と書かれていた。)を脱ぎフロアに放り投げると、フロアの4、5人のロックキッズが壮絶な奪い合いを繰り広げていたのが見えた。※実はじゃんけんしていたんですね、失礼しました。

 演奏が終わり、なんかよくわからないうちにショウは終わってしまった。最後はメンバーの紹介もちょっとあったりもしたかな。
アンコールって別になかったような。「Mary Jayne」がアンコールだったのか、どうなのか。

 あっ、そうそう。ライヴ後、メンバーが何か投げてきたので取ろうとして取れなくて。ふと床を見るとそこには、なんと「割箸(!)」が落ちていた。。

 完全燃焼----。バンドもそしてファンも。彼等にとって初のヘッドライナーツアーは各地で話題をふりまき、大成功に終わるだろう。次に会う時は、もっとスケールの大きなバンドに成長している。彼等にはきっとその力がある-----。
そう確信させてくれた「炎のクアトロ・ライヴ」だった。

Text By りっちぃさん
Thank you りっちぃ
当サイトBBSにもカキコして下さっているトミミさんが大阪Liveレポを投稿してくれました。

アルバムを聴いてノックアウトされてから約1ヶ月。
サマソニで彼らの勇姿を見てない私は、これが初シルヴァータイド。
平日なので仕事は有休取って来た(^^;)
高速バスで大阪まで来たが、事故等で予定よりも40分くらい遅く到着。
開場10分前につくと階段にはもうたくさんの人が並んでいる。客層は男女半々、年齢層は十代後半(若い!)から
四十代くらいと幅広い。
開場されると最前目指してダッシュ!

それから約1時間後の7時過ぎにいよいよ開演。メンバーが出てくる所からみんないい反応(^^)
目の前に本物のシルヴァータイドがいる!!って思うとそれだけで失神しそう。
ウォルトはテレビで見たとおり、細くて背が高い!目は透き通ったブルーで、吸い込まれそうなくらい綺麗。
綺麗なサラサラの金髪で見た感じ女の子みたい。でもライブ始まると、バリバリ(死語)のロックミュージシャン
振りを魅せてくれた。
Devil's Daughterで始まり、いきなり会場はすごい盛り上がり!私はニックの前でいたが、後ろにいた男の子が興奮するあまりなのか、私と隣にいた女の子の間にすごい勢いで突進してきて危うく後ろに…。
でも、絶対前で見たかったので頑張ってキープ。
後ろの女の子は私の服にしがみついて来て、押されるのを必死に堪えてた。
周りは結構男の人多かったみたいなので、女にとって前で見るのはほんとに体力いると実感(>_<)
私は普段色んな音楽を聴いているが、シルヴァータイドがジャンル分けされる
ハードロックのライブはあまり経験したことなかったので、
正直こんなにモッシュがあるとは思っていなかったので驚いた。
でも、メンバーはじめ、みんなほんとに楽しそう!!
 
続いて私のフェイヴァリットソングである「You Want It All」。
アルバム中で最もセクシーなウォルトのヴォーカル。
ケヴィン、ブライアンのリズム隊が繰り出す音がかっこいい!
 
「Blue Jeans」の時は、アルバムジャケットのウォルトのThanksの所に書かれてたAmyさんがブルージーンズが似合うのかな
とか色々思いながら聞いていた(^_^;)
途中でウォルトと観客が掛け合いするのがあったが、色んなパターンで攻めてくるのにちょっと笑ってしまった。
ウォルトも細くて長い足にジーンズがとても似合ってた。
あ、ちなみに私もブルージーンズで横にピンクのステッチが
入ったのを穿いてた。
 
CDではピンとこなかったFoxholeJ.Cは私にとってライブのハイライトに。
「War War〜」でのみんなの大合唱は感動し、マークの奏でるピアノの音に酔いしれる。
この曲はアルバムの中では唯一の反戦を歌ったものだが、ライブを通して彼らのメッセージがとても伝わってきた。
ライブも終盤に差し掛かり、I Ain't Come Home、アンコールのMary Jayneと盛り上がりは最高潮に!!
あっという間に1時間ちょっとのライブが過ぎ去り、これで終わりと思うと何とも言えない寂しさがあった。
 
それにしても、ウォルトのライブパフォーマンスは今まで見てきたライブの中でも強烈に目に焼き付いた。ステージの端から端へと走り回ってファンと握手。
天井に掴まってブラブラしたり(笑)。目の前でニックのギターソロを聴いた時は、ギタリストはこうでなくっちゃ!と改めて感激。
彼らの日本初の単独ライブを見られたことを幸せに思う。
次に来日した時は、どれだけ成長しているか本当に楽しみだ。
 
いつもの事ながら、ライブ中の記憶はほとんど飛んでしまうので、思い返してみてこうだったな〜っていう感想を書いてみました。下手でごめんなさい(>_<)
読んで下さった方ありがとう(^O^)

Text By トミミさん
Thank You トミミ
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2004/10/19 - 名古屋CLUB QUATTRO/Nagoya,JP
Set List

Mary Jayne
Circles(To See Where I Hide)
You Want It All
Blue Jeans
California Rain
Show N' Tell
Kevin Drum's Solo
Foxhole J.C.
Nick Guitar Solo
S.F.C
Adult Child
Ain't Coming Home

encore
Devil's Daughter
2004/10/20 - LIQUIDROOM ebisu/Tokyo,JP
Set List

Devil's Daughter
You Want It All
Mary Jayne
Circles(To See Where I Hide)
Blue Jeans
California Rain
Nick Guiter Solo
S.F.C
Show N' Tell
Kevin Drum's Solo
Adult Child
Ain't Comin' Home

encore
Sympathy For The Devil(Cover The Rolling Stones)
Foxhole J.C.

いよいよライブの日がやってきました。しかし、当日の天気は台風で大荒れでした。
Silvertide東京公演初日。時間よりダイブ早めに着いてしまったので、Tower Cafeでビールを飲みつつ時間をつぶしました。
番号は40番台で結構前のほうだったのですが、何列目か後ろになるんだろうなと思いつつ中に入ると思ったほど人がいなくて真ん中二番目を確保。押される事必死!覚悟を決めて待っている時間が長かったなー。

ほぼ時間ぴったりに開演。台風の影響かお客さんの入りはあまり良くなかったです。でも、曲が始まった瞬間、Silvertideにはそんなの関係ないってことがわかりました。1曲目はDevil's Daughterそして流れるように二曲目に突入。
これでもかというでかい音、そしてそれに合せるよう前のほうにいたお客さんも熱狂!みんな凄い勢いで前のほうに押し寄せてくるので、それ以上前に行かないようにこちらも必死!女性は大変だったろうなー。
Mary Jayneの時は最大の負荷がかかりましたねww
もうここら辺に来ると、熱狂やらバンドのパフォーマンスでSet Listも何をやったのかも忘れてしまうくらい笑
どの曲だったか、Waltが前のバーを指差し、足をかけるからちょっとそこのスペースを開けてくれというようなジェスチャー。その瞬間、頭上にWaltが飛び込んできました。戻る時、自分はきちんとマイクのコード回収をしてあげましたよw
その後も何回かダイヴし、かなりの長い時間、彼の背中を支えました。

GuitarのNickはお腹に入れているHigh Voltageのとおり、終始縦に首を振り演奏に集中!Guitar Soloでは観客を煽るようにプレイ。一貫して、物凄い首振りでしたね。
BassのBrianかなり動きまくっていてかっこよく印象的でした。ときおり前のほうにきてフレーズの合間で前の方のお客さんにタッチ。
Markも集中してリズム刻んで、キーボードを弾いたりと器用さも見せ、Kevinも陽気なキャラクターだけどしっかりとリズムを刻んでいて、Drum Soloも盛り上がりました。
Waltは所狭しとステージを駆け回り、運動量が凄い。Ain't Comin' Homeではお約束でアンプの上から飛び降りたり激しい動きで観客を魅了しました。後ろの観客の所にも行き、座って見ている観客を煽るように「Stand Up!」横の方にお客さんにも中に入れと中のほうにつれていったり。
後列真ん中の観客の所ではみんなを座らせてからジャンプさせたりと、HRのVoの魅力でもあるAgitatorぶりを発揮していました。
アンコールはまさかのカバー曲。The Rolling StonesのSympathy For The Devil。今まで聴いたことがない斬新なアレンジで歌詞が歌われるまで何の曲だかわからないくらいでした。曲の途中、僕がWaltに銃を撃つようなしぐさをするとWaltもやり返してきておおーっと思いました。
個人的に好きな曲Foxhole J.Cが最後で、Waltの軍隊の行進のようなパフォーマンスも印象的でした。
怒涛のライブであっという間に終わってしまいました。汗だくになり、髪は濡れ、バンドとの一体感を味わう事のできるライブでした。

本日の収穫

自分のサングラスちょっと破損、笑

Text By Mj
2004/10/21 - LIQUIDROOM ebisu/Tokyo,JP
Set List

You Want It All
Circles(To See Where I Hide)
Foxhole J.C.
Show N' Tell
Kevin Drum's Solo
Heartstrong
S.F.C
Nick Guitar Solo
Blue Jeans
Adult Child
California Rain
Ain't Coming Home

encore
…Fade in Ain't Coming Home
Mary Jayne
Devil's Daughter

東京公演最終日。

まず、自分はライヴ中ファンサイト管理人にあるまじき行為をしてしまいました。
Adult Childの時にトイレに行きました笑。
開演前からずーとビールを飲んでいて案の定我慢できず、、。しかもトイレの帰りにさらにビールを買ってしまいました。
まーそんな事はいいのですが、前日の疲れもあるのでゆっくり見たい(年はとりたくないですw)と思っていたので、100番台の番号だったのですが、座ってみようと、これもファンサイト管理人にあるまじき行為ですねw
台風の影響だったのか、昨日はお客さんの入りが余りよくなかったのですが、今日は結構後ろの方まで埋まるくらい人は入っていました。

そんなわけで、前日とはちがい少しは冷静に見ることができたのと真ん中の後ろの席で見たせいか、昨日よりは全体の音のバランスは良いような気がしました。
毎回セットリストを変えると言うBrianの話のとおり、1曲目がYou Want It All。
当日前のほうで見ていた方はわかると思うんですが、押し合って大変だったんじゃないですか?

今回のツアーでお会いした方とも話しになっていたのですが、ここまで彼らはアルバムに入っているHeartstrongなどの少しゆっくりとした曲をこれまでの公演でやっていなかったので、いつやるのかなー、それかもしくはやらないのかなーという疑問がありました。
ところが、Kevinのドラムソロが終わったあとにWaltが初めてやる曲だという声に、おおついにきたかと正直思いましたよ。
始まった曲はHeartstrong。はっきりいって個人的には曲の良し悪しは別にして、この曲をアルバムに入れたのは正直疑問?がったのですが、Liveで今回演奏されたのを聴けたことは良かったです。うるうるきてしまった女性はおおかったのでは?
多分今日のハイライトがこの曲だったような気がします。

Waltは連日の疲れも感じさせず、終始元気よく動いているし、Nickも最後で気合が入っているのが感じられました。
昨日も感じたのですが、Brianがまた非常によく動くんですわ。サービス精神も旺盛。
ただ今日はお客さんが沢山入っていたせいかWaltのダイヴは少なかったですね。

圧巻はAin't Coming Home終了後メンバーが引き上げた後に、最初拍手もまばらだったんですが、前のほうにいたお客さんの一段がこのままじゃ帰れねーぜと言わんばかりに、「Ain't Coming Home、Ain't Coming Home!」歌いだし、次第にそれが会場中に、、、。座っていた自分も思わず立ち上がったほどでした(座ってみるなよw)結構周りの人は静かだったので、ご迷惑をかけたかもしれません。
Silvertideが出てきてお客さんの声に合せるように、演奏しだし、会場中が一体感を味わった瞬間だったんではないでしょうか?
Mary Jayne、Devil's Daughterと怒涛のように続き、会場のボルテージも最高潮に盛り上がりながら、あっという間に終了したライヴでした。

 彼らは単独公演初来日で、米国内でもまだ前座でまわっているので、Silvertideに厳しい意見もあるでしょうが、次回はもっと大きくなって来てくれることを希望してやみません。彼らにとっても、異国の地で言葉も通じない連中の前で演奏するのはいい経験になったでしょうし、一部の方とはなんかしらの共有を体験したことと思います。


Text By Mj
大阪、名古屋のライブレポどなたか書いてくれませんか?名古屋はSetListもわからないんですけど。
当サイトのリンクページにあるメールフォームから投稿していただけるとうれしいです。もしくはBBSでも結構です。感想やみなさんの思いのたけをぶちかましてくださいw簡単なものでも結構です。
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